この記事は、
・退職するときの周りの反応が気になる
・会社を辞めた後、周りとの関係の変化は?
・会社を辞めたいけど周りの反応が気になって、ためらってしまう…
このようなお悩みがある方へ、実際に会社を辞めた私の体験談をお伝えします。
私は退職を決意した後に、
・上司はどんな反応をするだろうか
・自分がいなくなった後の部門は大丈夫かな
・退職した後、人間関係はどうなっていくのかな
このようなことを悩みました。
当時は色々と心配をして、「本当に辞めていいのかな」と心が揺らいだり、
「後輩たちから恨まれないかな」と罪悪感のようなものを感じて苦しくなることもありました。
ですが退職した今思うのは、
「しっかり自分の意志を貫いて辞めてよかった」、
「一般社員である自分があれこれ考えて、悩む必要はなかったなぁ」
ということです。
本記事を通して、当時の私のように退職について悩んでいるあなたの気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。
本章に進む前に私の職歴や当時の状況を簡単にまとめておきます。
勤続年数:5年半
部門人員構成:上司・私・後輩3人
退職理由:自分で稼ぐことに挑戦したかったから。ストレスで毎日体調を崩していたから。
退職した時の周りの反応

私が退職するにあたり、受けた周りの反応を
・親
・上司
・同期
・会社の人
・友人
上記5パターンに分けて紹介していきます。
親

会社を辞めようと思う…

なんでだ?

やりたいことができたのと、毎日体調を崩しているから。

自分の身体が一番だから、体調を壊す環境なら辞めなさい

今後は何をするんだ?
だいぶ省略をしましたが、まず私の体を気遣ってくれて退職することに反対はされませんでした。
今後のことも聞かれたので、自分1人でできることでお金を稼いでみたいと正直に言いました。
ですがこの時はやりたいことに対して深掘りはできておらず、計画性もありませんでした。
それでも「人生一度だから好きにやってみると良い」と背中を押してくれました。
私が体調不良になったということもあり親の反応は、
・体調の心配
・私の意見を尊重
・今後を見守ってくれる
このようなものでした。
上司

会社を辞めようと思っています。

なぜだ?

自分のやりたいことに挑戦したいからです。

それはなんだ?

〇〇とXXをやろうと思っています。

そんな甘くない、もう少し考えろ
こんな感じで聞かれたことは、
・辞めたい理由
・やりたいこと
です。
そして、やりたいと思っていることには否定的な反応でした。
これに関してはやりたいことを深掘りできていなかったのでしょうがないかなと思います。
また上司も立場上、部下が辞めるときに理由や今後のビジョンを確認しておく必要があります。
なので事前に色々と聞かれると想定しておいた方が良いでしょう。
同期
仲の良い同期だけに伝えていたこともあり、
「これから頑張って」と応援してくれる人ばかりでした。
伝えていなかった他の同期からはどう思われていたかわかりません。
「根性がないやつだ」「1人で稼ごうなんて無謀だ」と思われていたかもしれません。
でも私の耳にはそういった情報は入ってこなかったので、反応がなかったのと一緒です。
会社の人
最終出社日に他部署で関わりがあった方々へ挨拶回りを行いました。
辞めることは事前に伝えていません。
そこでは、
・「頑張って」と応援してくれる方
・「これから大丈夫か」と心配する人
・「1人でやっていくのは厳しいだろ」と否定的な意見の方
この3パターンに分かれました。
そして、年代が上に行くほど否定的な意見をいう人が多いなぁという印象を持ちました。
これは前職が創立60年超で、業界柄古い体質の会社だったということもあると思っています。
色々言われることもありましたが最終日なので、
否定されても「もう会わなくなるし、いいや」というマインドで割り切って対応しました。
友人
友人の反応は、
・頑張って!
・これから何をするの?
ほぼこの2つでした。
心配されることはあっても、否定されることはありませんでした。
社会人になっても付き合いがある関係なので、肯定的な反応が多かったです。
否定的な意見を言う人はいる

残念ながら退職を告げると誰かしらには、否定的なことを言われると覚悟しておいた方が良いでしょう。
何か嫌なことを言われて、
「どうして、あんな言い方をするんだ」
と不快に思われるかもしれません。
しかしなぜそのような振る舞いをするのかは、その人に聞かないとわからないですし、
ベテランの方だと小言の一つでも言いたくなるだけなのかもしれません。
どちらにしろ、こちらが気持ちを引きずっても良いことはないのでスパッと忘れちゃいましょう。
そもそも退職をすれば、そのような人とは関わりを持たなくなるのですぐに気にならなくなります。
なので退職日だけ我慢してください。
ムカっとして反論したくなる場面もあるかもしれませんが、スルーすることを心がけましょう。
そこで揉めても自分の体力や時間が無駄に奪われるだけなので、さっさとその場を終わらせる方向にもっていくのです。
会社を辞めた後の変化

会社を辞めた後に感じた大きな変化は、
上記4つです。
体調が良くなった
会社を辞めて、体調が劇的に良くなりました。
退職するまでは、
- 毎日風邪のようなだるさがある
- 太ももの裏がビリビリと痛む
このような状況だったので仕事終わりは何もする気力がなく、
せっかくの土日も活力がなくベッドでゆっくりする日々…
それが会社を辞めるとみるみる体調がよくなり、毎日健康に過ごせるようになりました。
いかにストレスが体に影響を与えるかを身を持って体感しました。
人付き合いの変化
会社の人との付き合いがほぼなくなりました。
今までは他部署の飲み会に誘われたり、仕事終わりに飲みにいくことがあったのですがそれがなくなりました。
そもそも職場に行かなくなったので、当たり前ではあるのですが…
会社でそこそこ仲が良かったり、たまに飲みにいく関係の人との付き合いはなくなりました。
今も付き合いがあるのは、仲の良い同期だけです。
気持ちがポジティブになった
会社員時代は何かにつけて、
「めんどくさい」
「どうせ無理」
「なんでこんなことしなきゃいけないんだ」
など負の感情を抱いて卑屈になったり、行動しない自分を正当化しようとしていました。
それが退職をしたことで、ストレスやしがらみから解放されて自分がやってみたいことに素直に向き合えるようになりました。
「ダメでもともと」
「できるかわかんないけど、とりあえずやってみよう」
など行動しないと何も変わらないと思い、とりあえず動き出すようになりました。
また、
うまく行かなくてもそこから学べることがある!
と失敗を前向きに捉えられるようにもなりました。
自分と向き合うようになった
会社員時代、「私は〇〇をしたい!」という自己実現の欲求はなく、与えられた環境で仕事を淡々とこなすように生きていました。
そして、
「やりがいや情熱も感じない今の会社でなぜ働き続けるのか」
ということから目を逸らしていました。
そんな私に転機が訪れたのは、ストレスによって体調不良が続くようになった時です。
体調を崩しながらも働く日々の中で、
「こんな状態になってまで今の仕事は続けたいのか?」
と思うようになりました。
そして会社を辞めて、
この2つに向き合い、自分の人生についてしっかりと考えるようになりました。
自分はどうしたいかを常に考え、行動することで幸福度も高くなったと感じています。
退職する時は周りの反応は気にしなくて良い

退職する前は周りの反応があれこれ心配になったり、不安になったりしてしまいますよね。
実際、私もそうでした。
ですがその悩みや不安は一過性なものに過ぎません。
退職すれば周りの声は次第に小さくなり、いつしか消えていきます。
なぜあんなに気にしていたんだと思うようにもなるでしょう。
しかし部署の人員構成や業務の引き継ぎのことを考えるとためらいが生じる方もいると思います。

私自身その悩みを経験しました。
私の部署は、上司を除くと若手しかいない状況でした。
なので私が抜けると、
「業務が回らなくなるのでは?」「後輩たちはやっていけるのかな?」
退職することにためらいや罪悪感がありました。
ですが退職が決まると、経験のある人が異動して来ることに。
会社とはそうやって異動や中途採用などを行い、欠員に対して対処していくものです。
むしろ、一般社員が抜けて仕事が回らなくなるようでは組織として問題があります。
それは経営層が解決すべき課題です。
なので自分が辞めることに対しての反応を気にして退職をためらう必要はないです。

あなたの意志を尊重すればOK!!
本記事があなたの悩みに役立ち、背中を押せることになれば幸いです。
こんにちは、あおです!!(@datsusara)