WebサイトやECサイトにアクセスしたときに「Cookieを有効にしてください」や「閲覧するにはCookieの取得と同意をお願いします」という文言を見たことはないでしょうか?

見たことある!! でも意味がわからないし、どうすればいいの?
今回は、そんな疑問に答えるべくCookieについて解説します。
目次
Cookieとは?
Cookie(クッキー)とは、閲覧したwebサイトのサーバーから発行される小さなテキストファイルのことです。
このCookieは、閲覧したwebサイトやECサイトの情報を一時的にPCやスマホに記録することに利用されます。
記録保存される情報は、サイトへのログインIDや閲覧履歴、訪問回数などです。
Cookie自体はテキストファイルのため、容量が非常に小さくPCやスマホの容量を圧迫することはありません。
Cookieの種類
Cookieには以下の2種類があります。
①ファーストパーティクッキー(1st party Cookie)
②サードパーティクッキー(3rd party Cookie)
①のファーストパーティクッキーは、閲覧しているwebサイトのドメインから発行されます。
閲覧しているサイトでしか機能せず、サイトから離れると効力が切れます。
また、同じサイトを再訪する際に前回と違うブラウザを使用した場合、前回の情報は引き継がれません。ブラウザを跨いで機能することはありません。
②のサードパーティクッキーは、閲覧しているwebサイトのドメイン以外から発行されるCookieです。
主にwebサイト上に掲載されている広告のドメインから発行されています。
このCookieは、閲覧しているwebサイト以外や複数のブラウザにまたがって機能します。
例えば不動産仲介業者のサイトで引越し先の物件を探した後に、別のサイトを訪れるとそのサイトの広告欄に賃貸物件の広告が表示されるという具合です。
これは、サードパーティクッキーによるユーザーの追跡が行われているためです。
Cookieのメリット・デメリット
Cookieのメリット
SNSに一度ログインすれば、ログインIDやパスワードが記録されるので次回ログインの際にIDやパスワードを入力する手間が省けます。
他にもネットショッピング中に商品をカートに入れた状態で一度サイトを閉じてから再訪しても、カートの中に商品が残ったままの状態になっていたりします。
Cookieのデメリット
閲覧履歴やIPアドレスは閲覧したwebサイトや広告配信会社などのCookieを発行した媒体にも保存されるため、不正利用&アクセスのリスクがあります。
またPCやスマホを紛失したときに他人がSNSを閲覧したり、ECサイトで商品を購入できたりします。
特にネットカフェなどのPCを共有する場でCookieを残したまま離席や帰るのは危険です。
iPhoneでCookieを削除する方法

- ホーム画面から設定を選択
- Safariを選択
- 履歴とWebサイトデータを消去を選択
iPhoneでCookieを有効/無効にする方法

- ホーム画面から「設定」を選択
- Safariを選択
- 「すべてのCookieをブロック」をオフ→Cookieが有効になる。
- 「すべてのCookieをブロック」をオン→Cookieが無効になる。
最後に
いかがでしたでしょうか?
Cookieは私たちに快適さ便利さをもたらしてくれます。
一方で管理を怠ると不正利用&アクセスされるリスクもあります。
万が一に備え、PCやスマホにロックをかけておくようにしましょう!!
こんにちは、AOです!!